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コラム

「不都合な真実」を読んで

みなさんは、「不都合な真実」という本をご存知でしょうか?
これは、今年1月に来日した元アメリカ副大統領アル・ゴア氏が、地球温暖化の悲惨な状況について訴えるドキュメンタリー映画の書籍版で映画の公開より一足先に、刊行されたものです。

不都合な真実の書籍画像書名:不都合な真実
原書名:AN INCONVENIENT TRUTH
出版社:ランダムハウス講談社
著者:アル・ゴア/訳者:枝廣淳子
税込価格:2,940円
発行年月日:2007/1/5
判型:B5変型


この本は、写真やグラフが多く使われ活字も大きく大変読みやすくなっています。しかし、その写真や観測値に基づいたグラフは、活字よりもより一層雄弁に、衝撃的な事実を私に伝えてきました。

南米の山脈やアルプスの氷河が、昔(たかが100年程度)と比べて非常に小さくなっている写真があります。北極の氷が薄くなり、北極グマが困っている写真があります。なんと、氷がないために、最寄の岸辺が遠くなり溺れ死ぬクマが増えているそうです。北極の氷がなくなると、白クマが困るだけでなく、地球温暖化にもより一層拍車がかかり、海流が乱れ欧州には氷河期の再来が起こるかもしれないそうです。かつて世界で6番目に大きかった湖、アフリカのチャド湖が、わずか40年でほぼ姿を消してしまった航空写真もあります。しかも、たんに湖が消えただけではなく、干ばつが飢饉をもたらし、紛争や大虐殺をもたらしているそうです。

このまま加速度的に温暖化が進めば、今後50〜70年で北極は消滅し、水位は6m上昇すると言われています。読み進めるにつれ、もう人類滅亡?と思うような深刻な内容ばかりです。でも、悲観的なことばかりではなく、私たちにもできることはあります。アル・ゴア氏は、現在の科学的・技術的・産業的ノウハウをもって変えていくべきことをすべて変えていけば、二酸化炭素の排出量は、まだまだ抑えることができると語ります。例えば、風力発電やバイオ燃料の開発、より燃費効率の良い自動車の製造や省エネの推進等いろいろです。

私たちの日常生活の中でも、簡単にできることはたくさんあります。
例えば、

  • 次に買うときは省エネ型の電化製品を買う。
  • なるべく歩く、自転車に乗る。移動には公共の交通機関を使う。
  • レジ袋はもらわない。
  • エアコンの温度設定を見直す。
  • 無駄な待機電力は減らす。
  • 水筒を使用する。

どれもこれも環境にやさしく、私たちのお財布にも優しいものばかりです。

当社でも環境負荷の低減、地球環境の保全のために以下のような取り組みをしています。
□ 紙類使用量の削減
□ 節電の励行
□ 廃棄物の分別回収の再徹底による資源リサイクルの推進
□ レスペーパー化の推進(情報化を支援する商品の開発・提供と適用支援)


社内だけでなく、私たちひとりひとりも環境を守るため、より素敵な未来を残すために個人でも簡単にできることから取り組んでいかねばと思いました。
ぜひ皆さんも、この「不都合な真実」読んでみてはいかがでしょうか?


2007/04/16 Posted by M.M.



「不都合な真実」:書籍紹介につきましては、ランダムハウス講談社様のご快諾を得ております。