紀陽情報システム株式会社

コラム

エコカーライフのススメ

クルマ私が初めてクルマに興味を持ったきっかけは、1970年代のスーパーカーブームの頃です。父親がどこかの遊園地でやっていたスーパーカーの展示会に連れて行ってくれた時のことは今でも覚えています。小学校に上がるか上がらないかぐらいの私は、ランボルギーニやフェラーリのかっこよさとすさまじい排気音に、かなりの衝撃を受けたものです。今でも街で目が行くクルマは、やっぱりデザイン重視です。自分でクルマを選ぶときにこだわっているのは、まずはカッコいいと思うデザインかどうかです。さらには、走る・曲がる・止まるという運動性能の向上のため、パーツを取付けたり交換したりしています。スーパーカーは家計の都合上、今でも買えませんが、「あの頃憧れたクルマにいつかは乗りたい」というこだわりは今もあります。

時代はエコカーブームです。エコカー補助金・エコカー減税も追い風となり、燃費の良いハイブリッド車や低燃費車に買い換える人が大幅に増えています。最近のモーターショーを見に行っても、省燃費や低公害をテーマにしていないと、クルマでないような空気さえ感じるぐらいです。今でもハイパワーなスポーツカーに乗っている私、いわゆるクルマ好きの私にとっては、少し複雑な思いがあります。地球環境がどうなってもいいと思っている訳ではありませんが、エコな新車に買い換えることなく、今のクルマでもエコカーライフを実践する方法はないか調べてみました。

◆アイドリング時間は最小限に
駐停車中のアイドリングストップ、アイドリング時間を必要最小限にすることで、ガソリン消費が削減できます。ちなみに、最近のクルマはほとんど暖気の必要はありません。

◆アクセルの踏み方を変えてみる
ガソリン消費を抑えるために、少し運転方法を変えてみます。空ぶかし・急発進・急加速をしないこと、特に停止時に早めにアクセルから足を離し、いわゆる惰性を上手く使って運転すると、燃費は大幅に向上できます。普段のアクセルの踏み加減を変えるだけで、かなりの燃料消費が低減されます。

◆クルマの重量減
次に、少し工夫をすればできることがあります。トランクにゴルフバックを積みっぱなしの人って結構多いのでは?普段使わない荷物は家に持ち帰ることで、クルマ全体の重量削減となり燃費向上につながります。それ以外の重量減の方法として、ガソリンを満タンにはせず、常にタンクの半分ぐらいしか給油しないようにしたり、スペアタイヤを取り外し、パンク修理剤だけを積んでおく方法もあります。

◆ドライブは計画的に
目的地までの道順に迷って無駄な走行をしてしまっては、時間も燃料も無駄になります。ドライブを計画的にすることは、かなりの効果があります。

広い青空と地平線に続く道◆クルマを大事に乗り続ける
さらに、現在所有しているクルマを大事に乗り続けることでも、エコになることをご存知でしょうか?燃費の良いハイブリッド車や低燃費車に買い換えるということは、いわゆる新車を購入するということです。自動車から排出される二酸化炭素は、排気ガスからだけではなく、製造時・廃車時にも多くの二酸化炭素を排出しています。ですから、本当のエコを考える場合、排気ガスのみでなく、自動車の生涯において排出される二酸化炭素の総排出量を考える必要があります。製造時における二酸化炭素の排出量は、およそ一般な中古車で5年分走行するくらいの排出量があると言われています。現在所有のクルマを乗り続けることは、製造工程における排出がない分、大事に乗り続ければ、全体の二酸化炭素排出量は削減されるという意見です。つまり「モノを大事にする」ということが、エコになるという意見です。

いつまでもエコカーには乗りたくないというわけでなく、まずは今のクルマを乗り続ける中でもエコカーライフは実践できると思います。エコカーはこれからもっともっと普及していくべきだと思うし、近い将来、必ずスーパーカーのようなスタイリングと高い運動性能をもった魅力のあるエコカーが登場することを願っています。

2010/08/17 Posted by J.Y.