紀陽情報システム株式会社

コラム

千代田区の中心で雪と遊ぶ

写真:くま部長ができるまで1

わが社の東京支社がある神田小川町付近では、毎年1月に「神田雪だるまフェア」という催しが開かれます。フェアの目玉である「雪だるまコンテスト」では、群馬県嬬恋村からおよそ70トンもの雪が運び込まれ、高さ2メートル、重さ1トンの巨大な雪だるまが約30体、靖国通り沿いに並びます。
(写真:くま部長ができるまで1)



写真:くま部長ができるまで2東京支社に転勤になって何年も経つ私ですが、毎年その光景を眺めていただけでした。今年初めて一般参加者を募っていることを知り、会社の有志と「雪だるまコンテスト」に出場しました。「雪だるまを作る」と言われたら、皆さんどのような作業を思い浮かべますか?積もった雪を集めて丸めて、大きい丸と小さい丸を組み合わせて、「はい、できあがり!」といった感じですよね。でもこのコンテストの雪だるまの作り方は違ったのです。電話ボックスのような大きな雪の塊(縦横1.5メートル、高さ2メートル)が歩道にボンと置かれて、そこから削りだすのです。脚立、大小のスコップ、雪削り器、鎌と様々な道具を使用します。雪だるまというよりは、さっぽろ雪まつりの雪像といったほうが近いと思います。
(写真:くま部長ができるまで2)



写真:くま部長ができるまで3 初参加で未体験の私たちは、まず白い塊を前にしばらく悩みこんだ後、恐る恐る雪を少しずつ削り落としていきましたが、そんなことでは一向に完成へと近づきません。途中からは失敗を恐れず、大きいスコップで思い切り削りだし、ようやく形になってきました。ここまでたどり着けば、後は細かい作業に移ることができます。今回「くま部長」というテーマでエントリーしたので、くまの柔らかな肉付きを表現することにこだわりました。朝9時から10人程度でとりかかり、完成したのは午後3時で、全身冷えてくたくたでした。しかし、自分たちでも大満足の出来となり、初めてにしては、かなり良い方だ!と自負していたのですが…、残念ながら入賞できませんでした。
(写真:くま部長ができるまで3)



写真:くま部長ができるまで4大人になってからは仕事以外で「誰かと力を合わせて何か形になるものを作り上げる」ということが、なくなってしまいました。今回、この「雪だるまコンテスト」に参加して、仕事仲間と一緒に大きな雪だるまを作っている間は、ただひたすら楽しかったです。忘れかけていた記憶がよみがえったような、あったかい気持ちになりました。今年は残念な結果になりましたが、ぜひ来年も参加して、リベンジしたいと考えています。
(写真:くま部長ができるまで4)

2011/03/23 Posted by N.K.

掲載する写真は、文章と一緒に寄せていただきました。