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コラム

「ひたむきさ」に惹かれて

高校野球 今、私は和歌山県有田市にあるマツゲン有田球場で、来年の春のセンバツに向けた和歌山県の高校野球秋の新人大会を観戦しています。観客はまばらですが、観戦に来ている人は本当に高校野球ファンばかりで、人数は少ないながらも観客のアツイ気持ちを感じます。今回は、私の大好きな高校野球と、その魅力について書きたいと思います。

私と高校野球との出会いは、昭和52年の春の選抜で優勝した箕島高校の戦いぶりにあります。当時のエースであった投手が、私の実家のすぐ近所に住んでいたということもあり、興味を持って観戦を始めました。前評判は決して高くなかったのですが、1回戦で優勝候補の名古屋電気(現在の愛工大名電)を完封し、そのまま春のセンバツ優勝、紫紺の優勝旗を和歌山に持ち帰り、その華々しいパレードの様子が今も強く私の記憶の中に残っています。その後も、高校野球史上に残る箕島高校と石川星稜高校の延長18回の大熱戦に夢中になり、平成に入ってからは逆転に次ぐ大逆転や、手に汗握る投手戦などの数々の名勝負に魅せられました。

高校野球 私が思う高校野球の魅力とは、ひとえにその「ひたむきさ」にあります。夏の大会は負ければ明日はありません。最上級生は、一緒に戦ってきたメンバーとの3年間に渡る練習の集大成、また下級生は、そんな先輩の思いを何とか達成させてあげようと、皆それぞれに思いを背負って戦っています。そんな彼らの「ひたむきさ」は、何ものにも代え難い輝きを放っています。ともすれば、私達社会人が忘れがちな「ひたむきさ」を、彼らは全力プレーで表現しているのです。私も自分自身を振り返ってみると、入社当時はもっともっと「ひたむき」に、全てに前向きに進んでいたと思います。それが年齢を重ねるごとに「ひたむきさ」が薄れがちになり、自分の仕事も流れ作業になっているのではと、反省することも増えてきています。そんな時高校野球を見れば、彼らの全力プレーが自分の中から忘れがちな、あの「ひたむきさ」を呼び覚ましてくれるのです。

皆さんも「ひたむきさ」を忘れていませんか?甲子園球場だけでなく、夏の紀三井寺球場には、この「ひたむきさ」が溢れています。来年の夏、ぜひ一度球場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

2011/12/19 Posted by T.M.