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コラム

手作りの卓球大会

写真:ラケット 卓球は手軽なスポーツであり、多くの人に楽しまれています。その人気の秘密は、安全でゲームとしておもしろい、というレクリエーション向けの側面を持ちながら、一方では強い回転を掛けながら至近距離でボールを打ち合うという、ハードな側面も持ち合わせた競技だからだと思います。私も学生時代から競技としての卓球の魅力にどっぷりとはまり、暇を見つけては汗を流す卓球愛好家の一人です。また卓球の大会は、ほぼ毎週どこかで行われていると言ってもいいほど盛んに行われています。私も近隣の地域の大会だけでは飽き足らず、時には泊りがけの遠征もしながら、多くの大会に参加しています。今回はそんな大会の一つである、私の所属する卓球クラブの大会について紹介したいと思います。

私が所属している卓球クラブは、地元にある卓球場のオーナーを中心に、職業や年齢も様々な人たちで構成されています。このクラブでは、毎年春と秋に大会を主催しており、毎回、県内・県外から多数の参加者を集めています。この大会の特徴の一つは、オーナーファミリーの手作りであるという点にあります。卓球大会の多くは、卓球協会などの熟練のスタッフが運営を行いますが、この大会については、組み合わせの作成や会場設営の準備から、大会当日の試合進行など、オーナーの家族が総出で運営にあたります。もちろん、クラブのメンバーも試合に参加する傍ら、空き時間には試合進行に協力し、子供たちも含めたオーナー家族が中心になって運営しています。

写真:ラケット また、地元の中学生が多数参加する点も特徴の一つです。組み合わせでは中学生ばかりのブロックを作成し、そこで勝ち上がった選手が大人の選手に挑戦するという形をとっています。学校のクラブだけでは、なかなか大人の選手と対戦するという機会がない中学生にとっては、力試しの場になっています。もっとも、最近では中学生だけではなく、小学生の参加も多くなっており、また技術レベルも相当高いため、大人の選手も油断ができません。しかし、この大会で最も特筆すべき点は、実に50年以上にも渡り開催され続けている歴史の古さにあります。これまでご紹介したように、地元の若手選手の登竜門的な大会として長く親しまれており、また歴代の優勝者の中には、後に全国大会で優勝した人や、世界選手権の代表にまで昇りつめた人までいます。これほど長く続けられているローカル大会は、全国的に見ても珍しいのではないかと思います。

私も中学で卓球を始めて以来、この大会に参加し続けてきました。残念ながら未だに優勝経験はなく、この大会で優勝するということが一つの目標であり、夢にもなっています。もし、この大会に興味を持たれた方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に汗を流しましょう!

2012/05/23 Posted by K.O.