現在所属しているソリューション推進室では、AI、RPA、クラウド、UI/UXといったキーワードを中心とした最新技術の研究とそれらを使った企業向け新規ソリューションの検討を行っています。大手IT企業からスタートアップ企業まで幅広い企業にコンタクトを取り、スピード感を持って検討を進めるために東京を拠点としています。
私たちの最重要ミッションは「お客さまが抱える”問題”を解決すること」です。
闇雲に最新技術だけを追いかけていてもお客さまにとってよいソリューションは生まれません。時にはAIのような最新技術を利用できる場面でもあえて古い技術を採用することも重要です。最新技術の情報収集はあくまでも選択肢を増やすための取り組みの一つです。
また、新規ソリューションを生み出すためには多様性が重要なので、金融や公共のシステムを担当している他部署メンバーとのディスカッションや社内SNSでの情報発信などを常に行っています。
こういった取り組みを徹底したとしても、新しいことを始める場合、それが成功する確率は非常に低いです。成功数を増やすための唯一の方法は、とにかくたくさんチャレンジすることです。ソリューション推進室では、誰でもたくさんの失敗ができることを目標としたチーム作りを行っています。
1日のスケジュール
最新技術のキャッチアップ
IT技術は毎日のように最新技術がアップデートされていきます。KJSで役に立ちそうな内容は社内SNSに発信して共有しています。
プロトタイピング
試作品を作成することで社内での最新技術の活用を推進しています。
昼食休憩
普段はリーズナブルなお弁当屋さんですが、たまに奮発して1,000円ランチに行きます。
社内勉強会
クラウド技術やRPA(自動化技術)の勉強会を開催します。
フィンテック企業との打ち合わせ
有用サービスがあれば積極的に取り入れるために他社とのコミュニケーションも多いです。
退社
家庭用PC、ブロードバンドインターネット、携帯電話、スマートフォンの普及という世の中の流れを経験してきた私にとってIT業界は魅力的な世界でした。しかし、文系大学へ進学したためIT業界への就職は難しいと考えていました。
そんな中、地元和歌山の企業であるKJSでは文系大学出身者を積極的に採用しており、私でも入社可能であると知りました。業務内容も金融機関や地方公共団体向けのサービス開発といった生活に密着した内容で、ITで世の中をよくしたいという思いが再燃しました。
東京支社は東京都千代田区にオフィスを構えており、同じビルの1階にはおしゃれなカフェがテナントとして入っているためおいしいコーヒーがいつでも飲めます。本社と違って食堂がない代わりに事務室内に100円でお菓子が買えたり、1杯50円で挽きたてコーヒーが飲めたりと充実しています。
和歌山本社のネットワークと接続されていますし、会議室にはテレビ会議の設備が整っているので拠点の違いによる壁はありません。お客さまを支社にお迎えして和歌山のメンバーと打合せを行うなど柔軟に対応しています。
現在東京で単身赴任していますが、会社から帰郷旅費が支給されるので定期的に大阪へ帰っています。
大阪では社会人吹奏楽団に所属しており、フルートの演奏の他、指揮者も兼務しています。吹奏楽団には職業も性別も年代も違うメンバーがたくさんいるので、考え方を柔軟に保つためにとてもよいコミュニティです。
大阪へ帰らずに東京で過ごす週末は、ゲームをして過ごすことが多いです(笑)。ゲームには優れたUIが多いので意外と業務にも役立ちます。
吹奏楽とゲーム以外に個人開発を行うこともあります。友人とコワーキングスペースに集まって思い思いにモノづくりをして発表するという会を開催しています。モノづくりを楽しむための活動ですね。
KJSには新人研修以外にも中級職研修、管理職研修などキャリアに合わせた研修が用意されていますが、その中でも特に勉強になったのが海外研修です。私が海外研修に行かせてもらった時の行き先はベトナムでした。
ベトナムは新興国として現在急激に成長しており、IT企業もたくさん立ち上げられていますが、日本ではオフショア開発の発注先というイメージが強く多くの日系企業がオフィスを構えています。
しかし、実際に現地へ行くとIT人材の向上心が非常に高く、起業して一攫千金を目指している若者も多いという状況を目の当たりにしました。日本だけで仕事をしているとなかなか気づくことのできない世界のIT事情について実感したことで、ソリューション推進室としてKJSとしての今後について考え直すよい機会となりました。
入社。金融システム1部に配属
金融機関向け営業支援システム開発業務に携わる
預かり資産販売支援システムの導入プロジェクトに携わる
本部業務支援システムのサーバ更改プロジェクトリーダー
コールセンターのシステム更改リーダー
金融システム1部企画室に配属
金融機関向けの新規ソリューションの提案活動、新規開発を行う
2019年4月に新設されたフィンテック戦略室へ配属
2020年4月にフィンテック戦略室の名称が、ソリューション推進室へ変更
最新技術のキャッチアップと新規ビジネス検討を行っている