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社員ブログ
2019.05.07
2019.4 Startup Weekend for Shirahama Report
経営企画部 企画本部 企画室の「須藤(すとう)」です。
Startup Weekend は、金曜夜から日曜夜まで 54時間かけて開催される「起業体験イベント」です。アイディアをカタチにするための方法論を学び、起業をリアルに経験することができます。最終日には投資家やビジネスへの協力者に向けて、実現するために必要なリソース(人、モノ、金)を要求するためのプレゼン(ピッチ)を行います。そして、このピッチでWinner!が決定します。
初日は各々が持ってきたアイディアを発表し、人を集めるチームビルディングが行われます。参加者50人以上の中から30人以上がアイディアを発表し、残るのはたったの10のアイディアだけ。採用されなかった人は、その10のアイディアに集まってチームを作ります。
アイディアの中には、過疎化が進む町を助けたい!保護犬を助けたい!会話の要点を自動でまとめるツールが欲しい!等、世の中の問題を真剣に考えて解決したいというものがとても多かったです。
※アイディアの内容は、今後ビジネスになるかもしれないので具体的な内容は伏せておきます。
僕のアイディアに賛同してくれたメンバーは年齢も性別も出身も仕事もバラバラ。
これから3日間を共にする仲間です!
さて、アイディアを持ってきたといっても具体的にどういったサービスにするのか、顧客はいるのか、どのように儲けるのか、何が必要か等、考えることは盛沢山です。
でも、机に向かって話をしているだけがこのイベントではありません。実際に町に出て顧客を探してインタビューしたり、製品を見せて使い心地を評価してもらったり、話し合いをする時間よりも何かアクションをしている時間の方が長いくらいです。
それでもアクションを続け、ユーザ候補の人達からお金出してでも使いたい!というサービスが完成。
そしてその内容を最終ピッチにぶつけます!
その中で、「どんな問題を持った人をターゲットとしたサービスなのか」「どのように儲けるのか」「何が必要か」といったことを実際の投資家を相手にアピールする必要があります。僕はリーダーとして最終ピッチにのぞみました。
賛同してくれたメンバーをはじめ、インタビューに協力してくださった白浜の方々、本当にありがとうございました!
ところで、イベントの最中になんで紀陽情報システムの社員がこんなことに参加しているの?と聞かれました。
紀陽情報システム(KJS)は主に金融機関のシステムや公共企業のシステムを開発していて、起業とは無縁のように思えます。
KJSはエンドユーザの問題を親身になって考え、解決することが重要であると考えています。
世の中の問題を真剣に考えビジネスとして継続的に解決していくというプロセスは無くてはならないものなんです。
2019年度からスタートしたKJSの中期経営計画では、こんなことが掲げられています。
● これからも飛躍していくためには"新たなビジネスフィールド"が必要
● 社員が"ワクワク"と仕事をすることが重要
これらを実現する足掛かりになるということで、会社を挙げて今回の活動への参加をサポートしてもらえました!
Startup Weekendへの参加は初めてでしたが、54時間真剣に考えへとへとになりながらサービスを作って、メンバーの意見に向き合うことで改めてKJSとして大事にすべき考え方を認識できました。
身につけたこと、学んだことを社員に還元してKJSとして次のステージを目指していきます!
以上、レポートでした。