国立大学法人和歌山大学様、株式会社紀陽銀行および紀陽情報システム株式会社の三者で「データサイエンス分野における連携協力に関する協定」の締結をもとに、昨年度に続き、今年度も紀陽銀行の保有するデータ（※）を活用したデータマイニングの実習講座を開催させていただきました。

　今回は、大学院生の方に加え、当社社員も参加し、ＡＴＭ取引等のデータをもとに仮説・分析を行い、施策提言を策定いたしました。４日間という非常に短い期間であり、データ対象期間に、非常事態宣言という特殊要因が含まれ、分析作業で苦労されたと思います。

　銀行や企業では発想できないような新しい切り口・視点で、課題をグループ討議し、Pythonプログラミングを活用したデータマイニングの学習を行っていただきました。発表会では、多様かつ価値のあるビジネスモデルの提案をいただきました。

　当社では、今回のような取り組みを継続して発展させ、ビジネス力、データサイエンス力を併せ持つデジタル人材の育成を支援するよう努めてまいります。

　※ 個人を特定するような情報は、加工処理をほどこして提供させていただいております。