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KJSについて

ケーススタディで知るKJS1

金融システム編

KJSがどのようなシステム開発を行って地域に貢献しているかをわかりやすくイメージしていただくために、金融システム開発の一例を、ケーススタディとしてご紹介いたします。

CASE 「紀陽スマート口振」  構築プロジェクト

オンライン上で口座振替の申込手続きを容易にし、
事業者の業務効率化と利用者の利便性向上を目指す

プロジェクトの概要

口座振替についてはこれまで、事業者と利用者の間での申込手続きは書面で行っていました。そのため、事業者および銀行では口座振替受付の事務処理が発生し、そして利用者の方では書面を事業者へ提出したり、不備があれば再提出を行うなど、数々の手間がかかっていました。

そんななか、大手企業においては、口座振替の申込手続きをオンライン上で行う仕組みがすでに構築されているケースも多かったのですが、地域の中小企業や自治体、学校法人においては、この仕組みを自前で構築するにはコストがネックとなり、ほとんど実施されていませんでした。

そこでKJSでは、この課題解決のため、紀陽銀行とともに、汎用的にオンライン上で口座振替の申込手続きが可能となるシステム「紀陽スマート口振」を構築。廉価での提供を実現しました。

※システムメンテナンス等(各金融機関のシステムメンテナンス含む)の都合により、ご利用いただけない場合があります。

システム導入の効果

「紀陽スマート口振」を導入することで、ペーパーレス化、印鑑レス化を実現。利用者の利便性を格段に向上させるとともに、事業者には書面のやりとりによる確認作業などの手間軽減や、紛失リスクの防止といったメリットをもたらしています。また、従来の紙でのお手続きでは申込受付完了まで約1~2週間要していたものが、受付完了まで約5分と、圧倒的な時間短縮も実現しました。好評を受け、現在約180社(2024年7月時点)へ「紀陽スマート口振」を提供しています。

プロジェクト担当者の声

金融システム部

2018年入社

いままでのプロジェクトでは銀行の行員さまが利用するシステムの構築を行っていましたが、今回のプロジェクトは一般のお客さまが利用するシステムであり、特にセキュリティ面に注意を払いました。また、多くの事業者さま・自治体さまに使っていただくため、申込フォームを事業者ごとにカスタマイズできるように汎用性や拡張性にも配慮することで、お客さまにとって使いやすいシステムを構築できたと思います。チームのメンバーと情報連携しながらプロジェクトをやり遂げることで、コミュニケーション能力や技術力が向上できたと感じています。