TOP

WORK & PEOPLE

仕事と人

社員インタビュー

知識・スキルをつねに磨きながら、
企業のお客さまの業務効率化に貢献する

PROFILE
ソリューション推進部
原さん
▶2022年入社/文学部卒

お客さまのニーズに沿ったものを生み出す仕事に携わりたい。そう思った時、大学のキャリア相談員にSE職を勧められ興味を持つ。その後、「SE職」「地元・和歌山の企業であること」を軸に就職活動を行い、銀行系列で安定感があり、インターンシップでの印象も良かったことから、KJSへ。

SCROLL

現在の仕事内容について

お客さまのニーズを発掘し、システムで応える

お客さまへのコンサルティング、システム受託を行うソリューション推進部のなかでも、私はシステム開発を担うグループに所属し、保守や追加開発の業務に携わっています。業務のスタートは、当社のシステムを導入済みのお客さまの問い合わせ対応から。問い合わせの内容を深堀りし、真のニーズを発掘してシステム化の提案を行います。配属当初はシステムに関する知識がまったくなく、専門用語はもちろん、何もわからない状態でした。しかし、その後、実際の業務を通して知識・スキルの習得を進めていくことで、できることはどんどん増えていきました。簡単な改修であるものの、設計~リリースまでの一通りの手順を自分で行えるようになった時は自分の成長を実感しました。いま、うれしい瞬間は、自分が作成したプログラムが想定通り動いた時。お客さまに貢献できたことも実感でき、いつも達成感を覚えます。

印象に残るエピソード

実践を通じて「開発プロジェクトとは何か」を学ぶ

最も印象に残っているのは、自社システムのA2D-Workflow(※)のバージョンアッププロジェクトに携わった時のことです。それまでは軽微な保守業務に携わることが多く、システム開発工程に沿った経験はほとんどありませんでした。本プロジェクトは小規模とはいえ、画面設計から製造、テスト、リリースまでの開発工程があり、メンバーも複数名います。そうしたなかで、メンバー同士のコミュニケーションやスケジュール管理、メンバーの誰が見てもわかる設計書の作成などを初めて経験し、「開発プロジェクトとは何か」を、身をもって知ることができました。また、その後の糧になる失敗も経験。たとえば、私が担当した設計書は、設計上では問題なさそうに見えていましたが、プログラミングに進んだ際に問題が発生しました。自分では仕様をしっかり理解して設計したつもりでしたが、考慮が足りなかったと反省。いま振り返っても、私にとって気づきと学びの多いプロジェクトでした。

※A2D-Workflow:稟議書や申請書など電子化された文書を社内で一元管理し、決裁・承認を迅速に実行するクラウドサービス。

VIEWPOINT

人口減少や人手不足などの地域課題への思い

人手不足を補うためには、IT活用により限られた労働力を有効活用する必要があります。そんななか、中小企業のデジタル化推進は待ったなしの課題だと思っています。しかし、さまざまな理由でシステム導入に至れない中小企業のお客さまが多いのが現状。そこで、お客さまのデジタル化の状況を分析して、新たな取り組みを提案したり、お客さまのニーズに合ったシステムを選ぶサポートを行ったりと、当社が積極的にお客さまのデジタル化を支援していくことが重要だと思っています。

これからの目標について

フロントエンドの専門性を高め、会社に貢献していきたい

学生時代にデザインを専攻し、ポスター・チラシのデザインに取り組んでいたこともあり、フロントエンド側のシステムの視認性やUX、UIに関する知識に興味があります。実は以前、社内でA2D-Workflowのパンフレットの作成業務を任されたことがありました。その業務が非常に楽しく、そうしたことをシステム上やWeb上でもできたら絶対に楽しいだろうなと感じたのも、フロントエンドに惹かれている理由です。今後、この分野の専門性を高めていくためにやるべき課題は数多くあります。たとえば、JavaScriptやCSSなどのフロントエンドに関する知識と技術を身につける、さまざまなシステムやWebサイトを見て使いやすい仕様について学ぶ、などです。また、画面部分だけではシステムは動作しないため、バックエンド側の知識も必要になってきます。そうした学びの延長線でフロントエンド開発の第一人者となって、会社に貢献していければいいなと思っています。

地域の企業の成長を支援していく。
それは会社や自分の成長にもつながっていく。