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WORK & PEOPLE

仕事と人

社員インタビュー

お客さまに寄り添い、安定的、継続的に
システムサービスを提供していく

PROFILE
公共システム開発二部
得津さん
▶2021年入社/現代社会学部卒

京都の大学に通っていたが、卒業後は地元・和歌山で働きたいと思い、和歌山で就職活動を行う。IT業界に興味を抱いていたものの、文系出身では難しいと考え一時は断念。そんななか、「文系出身もSEになれる」というKJSの案内を見つけ、入社を決めた。

SCROLL

現在の仕事内容について

児童手当、子ども子育て支援システムに関する要望に、タイムリーに応えていく

自治体の行政システムのなかでも、児童手当、子ども子育て支援システムを担当しています。主な業務は、システムサービスを安定的かつ継続的に提供できるよう、お客さま対応を行うこと。当社で20以上の自治体のシステムを担当しているため、毎日のように問い合わせが入ります。たとえば、「保育所への入所者数の集計に疑問がある」「システムへの登録の仕方をこうできないか」などなど。すぐに動いて調査を行い、プログラムの変更で対応できるものなら、自分でプログラムを作成します。その結果、自分の思い通りにプログラムが動いた時やお客さまのお役に立てた時が一番やりがいを感じます。また、いま控えているのは(取材時:2024年6月)、児童手当の支給対象拡充などの制度改正に関するシステム改修プロジェクト。国の法改正の施行時期に合わせて作業する必要があるため、難しい局面が多々あることと思います。しかし、自分としてはこれまでで最も大きな改修になるので、得るものも大きいと期待しています。

印象に残るエピソード

自治体職員の皆さんへの説明を重ねることで深まっていくシステムへの理解

いまも担当している、ある自治体さまの給付金システムを最初に任された時のことが印象に残っています。その初めての業務は、給付金システムについて、自治体職員の皆さんに説明を行うことでした。給付金システムは、自治体のさまざまな課に関連があります。そのため、いろんな課からいろんな角度で質問されます。それらに対応するにあたっては、税金や住民記録システムの知識も必要になるため、必死で勉強すると同時に、わかりやすさを念頭に置いて、説明内容を考えました。その結果、初めての説明会はなんとかうまくいったものの、その場で答えられなかった質問も。しかし、その後、定額減税や非課税世帯等生活支援給付金など、給付金の内容が変わるたび、それに関連する課の職員の皆さんに説明を行っていくうちに、それぞれの職員さんの理解度に合わせた説明ができるようになってきました。このように、給付金システムやそれに関連する自治体の業務についての知識が増えていくことに、日々楽しさを感じています。

VIEWPOINT

人口減少や人手不足などの地域課題への思い

同級生の多くが県外に出ていくのを見るにつけ、和歌山県における働く世代の人口減少を実感し、高齢化社会が目の前に迫っていることを感じています。そんななか、新型コロナウイルス流行時にニュースで、和歌山県のテレワーク普及率が低いことを知りました。ならば、新しい働き方としてテレワークを普及していくことができれば、テレワーク勤務を望む方々を和歌山県に呼び込めるのではないかと思います。

これからの目標について

日々生まれる課題を一つひとつクリアし、少しずつステップアップしていきたい

ある時、自治体さまごとの担当を務める「窓口SE」に任命されて緊張が走りました。というのも、お客さまと毎月の定例会を持ち、そのなかでシステムについてあらゆることを相談される窓口SEには、それ相応の実力が求められるからです。実際のところ、私はまだまだ実力不足。特にインフラ系の知識に乏しいという自覚があり、いままさに勉強中です。5年~10年先のキャリアイメージについてはまだ明確ではありませんが、日々生まれる課題を一つひとつクリアしていき、少しずつステップアップしていけたらと考えています。また、目の前には、目標としている先輩もいます。それは、自分が所属している、子ども子育て支援システムチームのリーダーです。その方は、私と同時期に異動してきたにも関わらず、いまやどんな質問にも的確に回答してくださいます。私もそのようにシステムやその関連業務について、瞬時に把握できるようになれればと思っています。

システムやその関連業務への理解を深める。
それが地域の行政サービスの向上につながっていく。